2019年08月18日

9433 つばき油

〔椿油抽出試験〕
10月のイベントで椿油絞り体験をする予定なので、実際可能かどうか実験。
1、つばきの種を50g計量
2外の硬皮を取る。中身は25g
3、すり鉢で潰す。
4、蒸す。
 ・ガスコンロにかけるもふきんが燃えアウト(貴重な実をこぼす)
 ・IHで再トライ。

5絞る(巾着絞り)。
9433 つばき油
6機械絞り。
 皮取り、実蒸しした50gと蒸していない25gをすく流式絞器にかける。
 巾着手絞りだと、量は幾らでも出来るが器機の場合、規定量を入れないと圧搾しないので、50g以上必要。
 内面が鉄むき出しのため、鉄匂がする。加工時の切削油が残っていて、鉱物臭の油が最初に出て来た。
 カス排出穴を閉じていたので、中でカスが圧縮凝固してしまった。
 穴を拡大(Φ3)すると硬い、黒い固形物が出て来た。なぜ黒いかは不明。
 後半の固形物は中で圧縮され取り出せ無かった。
 前半は蒸していなくて、後半は蒸したのを入れたのでその差か。
9433 つばき油 9433 つばき油
7精製
 結果実約75g(種なら150g)から鉱物油まじりの液体が約30cc取れた(鉱物油も含む)。
 鉱物油の混じった青白い油だったのでふきんで濾して(殆ど濾せず)、キッチンペーパーで濾して、ほぼ透明な液体にする。
 最後に残った油は約20cc(元の種の13%)となった。ふきん、Kペーパーにしみ込んだ油も有るが、
 残油に鉱物油も交じってる可能性が有るので元種から取れる油は1割と推定。
9433 つばき油

追考絞り器はある程度まとまった量を絞らないといけない(初期油は鉄分が混じってるので捨てる、構造上ある程度の量が先行無駄になる)ので種を相当量(1kgとか)取らないと、絞れないので、100g単位の種を絞るには向いていない。
 保管が悪いと内部が錆びるので、きちんと保管出来る所でないと再使用できない。
 等々で、100g単位の抽出であれば、圧縮式の方が宜しいかと。

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